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ピアストラブル

ピアスの排除(伸びた・動いた・避けた)の対処法

ピアスの排除
記事のポイント

腫れや肉芽は多くの場合、ケアの方法で改善できる。
しかし「排除」は、場合によってはピアスを外さないと皮膚が千切れるかも
ちなみに、排除と勘違いされやすい別の理由で穴が動くことも。
共通の対処法

  • ピアスを軽くする
  • 皮膚を強くする
  • 中心にあける

今回は、排除やピアスホールが動く原因と対策についてお伝えします(*^-^*)

あわせて読みたい

 参考  ピアスホールの正しいアフターケア
 参考  ピアストラブル対処法一覧

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排除とは

排除とは、指に刺さった「トゲ」が自然に出てくるのと同じように、身体がピアスを異物と判断して、どんどん隅っこに押し出してくることです。

重力に逆らう方向のこともあります。

そして最終的には皮膚が千切れてしまいます((+_+))

勘違いされるケース

重たいピアスで引っ張られた

重たいピアスを着けている場合、引っ張られてピアスの位置が重力に沿って動いてくることがあります。

これは特に耳たぶ。

薄い耳のひとや、重たいピアスを常用している人に起こりやすいです。

ピアスがだんだん斜めになる

経験上、特にヘリックスやアウターコンクなどの軟骨ピアスでよく起こりますが、だんだん軸が斜めになってきます(^^;

片側だけ重たい飾りやキャッチを使っている場合長いピアスの場合、重たいほうが下がり、軽いほうが上がります。

排除とはちょっと違うので、そのまま耳が千切れることはないですが見た目が悪いので、ラブレット↓などで角度を修正がオススメ♪

番外編:気のせい

原因ではありませんが、腫れなどで耳の大きさが変わってしまっていたケースでは、腫れが引いたことによって穴の位置が外側に移動したように感じることがあります(^^;

ピアッシング前や直後の耳の写真を撮っておいて比較するのもいいですね(*^-^*)

前兆・予兆は?

赤くなったり、痛みがある人もいるそうですが、はっきりした前兆が無いことも。

また、今まで動いていなかったピアスが突然何センチも動きはしません。

じっくり、じんわりと移動していきますので、写真で撮りくらべるなどして、移動していないか比較することで判断ができます。

排除はいつから起こる?

あけたばかりから起こることもあれば、安定したと思っていたとたんに動き出すこともあります。

先程お伝えしたように、突然耳が千切れることは(重いピアスで引っ張らないかぎり)無いので、焦らずに対処しましょう。

ピアス排除の対処法

排除を止めることはかなり難しく、一度進むと進行していき、最終的に耳が千切れてしまいます。

どのくらい待てるか・・・という基準はなく、早期の対処が必要になってきます。

ピアスを外す

あとで説明しますが、排除された跡が自然に消える可能性は極めて低く、きれいな耳をキープしたり、今後ピアスの開けなおしを考える場合には傷が大きいほどお金も労力もかかります

「めっちゃ重たいピアスを着けていた」などの確実な可能性がある場合以外の、普通にファーストピアスを着けていて位置が動いてきた等のケースは、一旦ファーストピアスを外すことをオススメしますm(__)m

ピアスを軽くする

重たいピアスを着けていたなど明確な理由がある場合には、ピアスを軽くすると改善が見られることもあります。

負担を軽くするためにリテーナーを使うのも〇

これで位置の移動がおわれば、単なる負担で皮膚が伸びていただけかも。

ただし、伸びた穴が戻るかどうかは人によるので、今後は負担をかけないようにしてあげてくださいね(*_*;

ラブレットスタッドにする

もしも片側だけが重たいピアスや、軸が長いピアスをしている場合。

確実な対策ではありませんが、ラブレットスタッドで揺れにくくする方法もあります。

裂けてしまった耳はどうなる?

一度最後まで裂けてしまったピアスホールはホトンドの場合、復旧しません

ネズミにかじられたドラえもんの耳のように・・・Vの字の切れ込みになってしまうことが多いです。

整復するためには、外科的な処置が必要になりますm(__)m

整復の費用

費用は手術形式や傷の大きさにもよりますが、自費になるので数万円かかってしまいます

お金が安くて済むためにも、排除かな?と思ったら早めにピアスを外すことをオススメします((+_+))

受診する病院

ピアスのトラブルでは皮膚科や、なぜか耳鼻科を皆様受診されますが・・・

このような、外科的な処置は「形成外科」の出番です☆

ただし、形成外科はとても珍しく、先生も限られてくるので、お近くにない場合は皮膚科へご相談されるのも良いと思います(*^-^*)

もう一度ピアスを開け直せる?

排除を初期で食い止めて、穴を閉じることができれば、もう一度ピアスを開けることも可能です

ただし、また排除される可能性も高いため、細心の注意が必要です

先程お伝えした外科的な処置によって耳を整復した場合は、処置に合わせてピアスホールを作成される先生もいます。

主治医の先生と相談しながら、安全な方法をとってくださいね(*^-^*)

排除を防ぐには

完全に排除を防ぐ方法、絶対排除されない方法というのは無いのですが、少しでも排除の傾向を回避する方法をお伝えします。

これと逆の方法をとってしまうと、排除や位置の移動が起こりやすくなるので注意してください((+_+))

ピアスを軽くする

先程お伝えしたように、負担を軽くすることが最大の予防となります。

特にファーストピアスは軽量で部位に合わせた長さ・サイズを使用し、穴に負担がかからないように留意してくださいm(__)m

ピアスの長さの選び方はこちらでもお伝えしています(*^-^*)

皮膚を強くする

皮膚を強くすることで、負担を軽くして排除傾向を防ぐことができると考えられています。

つまり、ファーストピアスやセカンドピアスの時期は無理をせず、順調でも1年近くは皮膚をしっかり育ててあげることが大切。

一方で、手術などで体内に留置した何年、何十年も前の医療用の糸やクリップがある日皮膚から出てきた!なんて人も意外とたくさんいらっしゃるので、やっぱり何年たった傷でも、排除されることはあるようです(*_*)

中心にあける

ピアスをたくさんあけてきた人たちの経験上、やはり中心にあけるほうが、排除は防げるという意見が多いです。

しかし、体質によってはどれだけ中心からスタートしても排除されてしまう・・という人もいるので、排除予防目的だけで希望の穴の位置を変えるほどではありません(‘_’)

ただ、aikoのように、かな~~り耳のすみっこに開けるのは、可愛いのですが、リスクがあると思っていてください((+_+))

可愛いんですが・・・

さいごに

いかがでしたか?

排除については、単に重いピアスを着けた場合との判断の難しさから、対応が後手後手になって取り返しのつかなくなってしまうケースもあります。。

兆候を発見したら、写真などで記録を残してしっかり観察し、ヤバい!と思ったらピアスを外してあげてください。

皮膚を強くするためのアフターケアはこちらもご覧ください(^^)/

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