ピアスを開けたい!と思ったときに、まず気になるのが「どこで、どうやって開けるのか」ですよね(>_<)
このページでは
- 自分で開ける
- 病院で開ける
- スタジオで開ける
- 誰かに頼む
それぞれのメリット・デメリットや費用・用意する物について解説します(*^-^*)
ニードルとピアッサーの違いについては後日詳しく語りますが、簡単に説明しているページはこちら
どこであけても共通すること
痛み
よく、「病院で開けたら痛くない」と思われがちですが・・・(^▽^;)
これはとんだ勘違いです。痛くなくピアス開けられるなら、注射に応用してますよ!笑
表面麻酔をしてから開ける医院もありますが、あくまで表面麻酔なのでそんなに大差ありません。
軟骨などには細い針で麻酔をしてからピアッシングしてくれることもありますが、特殊な部位でない限りは針を刺すのと、ピアッシングするのとどっちが痛いのか・・・と言われたら微妙なところ(・_・;)
特に耳たぶの場合はそもそも痛みがほとんどないので、気にしなくて大丈夫でしょう(*^-^*)
自分を含めて、信頼できる人を選びましょう。
清潔さ
病院なら清潔にあけてくれるという話も良く聞きますが、いくら病院であっても開ける人は人間。
無菌ではありません。
病院なら膿まないのも勘違い。
どこで開けてもきちんとしたアフターケアが必要です(>_<)
自宅でピアッシングをしても、きちんとした操作ができれば条件は同じ。
慣れ・不慣れと、知識の有無はありますが、裏を返せば、病院と同じ清潔さで自宅で行うことも可能です。
病院によってはDrが素手でピアッシングをしたケースも知っているので、一概には言えません(^^;
ここからは、いよいよ「どこであけるのがイチバンか?」について考えていきます(‘_’)
自分で開ける場合
用意する物:ちょっと多い
ニードル編 できれば手袋 ニードル ファーストピアス 消毒グッズ 軟膏 マーキングのペン
費用:安い
ピアッサー編 1か所 2000円もあればおつりが来る(耳たぶ用ピアッサー)
ニードル編 1か所 数百円~(ファーストピアスによる)
メリット
- 費用が安い
- 自分でじっくりと位置決めができる
- ピアッサーでは法律に違反しない
- 失敗したときに人のせいにしなくてもいい
デメリット
- 器用でないと、穴が曲がったり失敗してしまうかも
- ニードルの入手・使用はまずまず違法
- 勇気がいる
- 失敗したら自分のせいになる
けっこう多い「自分で開ける」パターン。
じっく~~~~~り場所を選んで、角度も気にして、自分を信じて。
誰も頼れませんが、誰の責任にもならないので、なんだか強くなったような気にもなれます(笑)
最近はピアッサーの性能もかなり良くなっているので、耳たぶの場合は自宅で簡単にピアスを開けられるようになりました(*^-^*)
※軟骨ピアッサーは推奨しません
病院ではピアッサーで開けることも多いので、「開ける人」がだれかという部分以外ではほとんど差はなくなってきたと思います。
症状があれば病院は診察してくれます。
ただ、開けたのがその病院じゃないよってだけの話です。
逆にニードルで開ける場合は、ニードルの入手が困難になってきていることや、ニードル自体の取り扱いの難しさから困難が多いと言えます。
ニードルのご紹介はできませんが、ピアッサーは選び方にコツがいるので、ぜひこちらを参考にしてくださいね(>_<)
病院で開ける場合
用意する物:ほとんどない
- お金
- 場合によってファーストピアスやピアッサー
- 未成年の場合は親の同意書や同伴など
(身分証や保険証;保険適応じゃないはずなのですが、なぜか提出するところも)
費用:ピンキリ
私の知る限り・・・1か所1,000円~50,000円程度(耳たぶ)
メリット
- 医療機関という安心感がある
- 献血が他の開け方より少し早めにできる
- 穴あけ後のフォローができる(医院による)
- 法律に違反しない
デメリット
- 値段がピンキリ
- ピアッサーであける医院が多い
- ピアスの選択肢が少ないところが多い
- ピアスの専門外のDrが多い
- なぜか失敗するケースが多い
当たり前ですが、病院は本来「傷を治すための場所」です。
わざわざ体に穴を開けて皮膚を作る作業を専門としている先生は少なく、皮膚科や耳鼻科でなんとなく穴あけが行われていることもしばしば・・・(-_-;)
「病院だから安心」という声も多いのですが、実際、病院で何軒かあけてもらって、自分もはたらいている身としては、「必ず信頼できる病院かどうかチェックして!」ということを声を大に言いたいです。
私は少なくとも数件の病院で「不衛生な穴あけ」「開けた場所が違う」という経験があり、聞いた話では「看護師が施術する」「要らない薬を処方された」なんて事もあるので、病院=どこでも安心とは言えないと思うのです。
そして、病院の場合はピアスガンでガシャンとするところがほとんど。
もし「専門家に開けてもらいたい」という場合は、しっかりと下調べをしてからにしてください。
耳鼻科なんて耳関連なだけで、実際はかなりかけ離れていますからね(^▽^;)
失敗例が多くなるのも無理はないと思います。
内容を見てみると、ピアッサーの会社と連携して売り込んでいたり、残念なところでは、自費で高額なお薬代を払わされていたり(´;ω;`)
酷い場合は保険適応も…(完全にルール違反です)
逆に、ピアススタジオ並みにピアスを専門とする先生がニードルで施術してくれる病院もあります。
高くても、せっかくなら信頼できてしっかりピアスを見てくれる先生にお願いしたいものです!
スタジオで開ける場合
用意する物:ほとんどない
お金・持ち込みたい場合はファーストピアス
費用:高いことが多い
私の知る限り・・・1か所3,500円~10,000円程度(耳たぶ)
メリット
- ピアスに熟練した人が開けてくれる場合が多い
- ニードルで開けてくれる場合がほとんど
- 豊富なピアスから現地で選べる場合がほとんど
デメリット
- 完全に違法(逮捕事例もあるそう)
- いわゆる「モグリ」が混ざっているかも
- 情報が少ない
病院と違って「ピアスをあけることでお金を稼ぐプロ」ですので、ピアスに関して熟練した人が多いです。
しかし、なんといっても違法なのが残念。
とても良いスタジオがあっても違法。中にはずさんなスタジオも・・・
そして、公の場で情報発信すると逮捕されてしまったケースがあるので、良いスタジオほど噂がなくて情報が入りづらいというのも難しい点です。
以前、ホームページを開いてスタジオを自宅で運営していた人、私もお世話になりましたが、逮捕されてしまったとの話を聞きました…
病院と違って免許も何もないので、だれも管理してくれません。
ニードルが使いまわされていないか、本当にピアスに熟練しているのか・・・
確かめるすべが非常に少ないのです。
誰かに頼む場合
用意する物:ちょっと多い
ピアッサー編 できれば手袋 ピアッサー 消毒グッズ マーキングのペン
ニードル編 絶対に手袋 ニードル ファーストピアス 消毒グッズ 軟膏 マーキングのペン
費用:プライスレス
ピアッサー編 1か所 2000円もあればおつりが来る(耳たぶ用ピアッサー)
ニードル編 1か所 数百円~(ファーストピアスによる)
頼むのに見返りが要るのかどうかは、その人との関係性次第。
でも、穴あけに見返りを渡すと、貰った人は完全なる医師法違反ですね。
メリット
- 慣れた人にしてもらうと自分でするより成功率が高いかも?
- 好きな人や友人にあけてもらう・・など思い出づくりができる
デメリット
- 失敗した場合、だれの責任にもできない
- 針刺しなどの感染リスクがある
- 関係性が悪くなるきっかけになるかも
他人の手を借りるケースもありますが、実は【他人を傷つける】行為になるので、色々問題が…
実際訴訟になったことはないそうですが、失敗しちゃたときに交友関係が傷ついたり、気まずくなったりするケースも多いようなのでご注意を(´・ω・`)
ただし、好きな人や大切な人に開けてもらうケースでは、素敵な思い出を作ることができるようです(*^-^*)
さいごに
どこで、誰があけるにしても、しっかりした下調べが必要です。
それぞれのメリット・デメリットを知って、安心して開けられる場所でピアッシングをしてくださいね(*^-^*)
ピアス穴あけの初心者さん向け情報はこちらにまとめています♪