時々、ピアスホールが「赤い」んじゃなくって「黒い」んです・・・とのご相談があります。
赤いなら炎症(こちらのページ)なのですが、黒いと不安ですよね。
そんなピアスホールの黒さについて、考えられる原因と対処法をまとめました( ..)φ
考えられる原因と対処法
色素沈着(炎症が続いた)
炎症(腫れ)が続くと、色素沈着と言って皮膚が黒ずんできます。
真っ黒というよりは、シミのような黒ずみです・・・
「ピアスホールの調子が悪かったんだよなぁ・・・」
「重いピアスばっかりしていたなぁ・・・」
という人はこのケースに当てはまるかも。
内出血
内出血を起こすと、皮膚の下に青や赤(時間が経つと緑や黄色)に血が広がります。
時々黒いほくろのように、真っ黒に見えることも・・・
この場合は、そっとしておくのがイチバンの対処法。
位置が動くこともあるけど、びっくりしないで。
どんどん出血して腫れあがることがなければ、だんだん黄色くなって日にち薬で治っていきますよ(*^-^*)
カサブタ
よくあるケースは、カサブタが見えているパターン。
黒っぽいパキパキが見えていたり、時には赤い出血が見えることも。
ピアスの色
ピアス自体の色が変色したり、剥がれたりすることがあります
これらは、全部「ピアスの色」ですが性質がちょっと違います。
錆び
錆びは、赤・青・緑・黒・黄色・・・と金属によって様々な色があります。
※私のピアスは緑や赤に変色してしまうことが多いです(>_<)
これが耳にうつってしまうことがあるのです。
アレルギー物質が含まれていないか、溶け出さない(=錆びない)金属のものに交換してあげてくださいね(^^
シルバー製品の硫化
シルバー製品は、硫化と言って黒ずむことがあります。
この黒ずみ自体が悪いものではないし、シルバー自体はかなりアレルギーの起こりにくい金属なのですが、よく割金(強度を出すための金属)として使われる銅にアレルギーがあったり、銅が錆びて黒ずんだりすることもあるので、注意は必要です。
メンズピアスに多いsilver 925であらかじめ黒ずんでハード系に味を出しているものがありますが、これはわざと硫化させている場合と、メッキを使っている場合の2パターンが・・・。
メッキが剥がれた
現在売られているピアスの多くはメッキがほどこされています。
かなりはがれにくいとされるPVDコーティングですら、剥がれた!という人も・・・
心当たりのあるピアスを着けていて、耳に色がうつった気がしたときは、すぐにピアスを外してメッキ剥がれを確認してください。
皮膚の変色は放置しない
痛くない・痒くないから・・・と放置しては、更なる悪化をまねくことがあります。
- ピアスホールの負担はないか
- 炎症が起きていないか
- ピアスの素材は安全か
ということを再確認して、適切な対処をとってあげてくださいね(*^-^*)