当サイトは広告表示があります(詳しくはこちら
ピアストラブル

ピアスのデキモノ(しこり・ケロイド・肉芽)違いと見分け方・治し方

ピアスのデキモノ、肉芽、しこり、ケロイド-等 見分け方

引用・参考文献

体が異物(ピアス)に反応しすぎて、自分の細胞を壁にして防御しようという反応*1

異物肉芽腫とは体内に長時間分解されずに存在する異物が慢性炎症の原因となり、肉芽腫を生じたもので、異物には外傷に由来する砂や石、木片など、また外科手術に由来する種々の生体内埋入材料によるもの、そして美容外科手術で充填目的に使われる異物による場合などが考えられます。
(中略)異物および、肉芽腫の摘出が原則です。

http://www.jsprs.or.jp/member/disease/nevus/nevus_19.html より抜粋

癌になる可能性もゼロじゃないという記述*2

異物肉芽腫と癌の発生に関しては明確な因果関係は証明されていませんが、異物肉芽腫が長期間存在し、潰瘍化を繰り返す場合は、癌発生を促す可能性も否定できないため、できるだけ早期の異物摘出が望まれます。

http://www.jsprs.or.jp/member/disease/nevus/nevus_19.html より抜粋

傷やバイキンなどのきっかけで血管が異常に増えた塊となってしまうもの*3

体に急にできてくる赤い皮膚の腫瘍で、よく血管のかたまりなどといわれることもあります。
あまり大きくはなりません。直径は5mm~2cmくらいで、色は赤色か暗赤色で、柔らかくて盛り上がっています。基部がくびれていることもあります。
原因としては、細かいキズや感染が引き金となって毛細血管が反応して拡張してきたものです。
血管拡張性肉芽腫であれば、自然に治ることはほとんどないので、何らかの治療が必要になります。

http://www.medical-h.net/column/?p=6553 より抜粋

病院での治療が基本*4

大きなものは切って取ることになります。ごく小さいものであれば液体窒素で患部を凍らせて壊死させ、新たな皮膚が下から再生してきて押し上げることにより、患部をカサブタ状にして治すこともありますが、数回の治療が必要になることもありますので、専門の医師にご相談ください。

http://www.medical-h.net/column/?p=6553 より抜粋

瘢痕って何?という事ですが、簡単に言えば「傷跡」のこと*5

瘢痕(はんこん、英: scar)とは、潰瘍、創傷、梗塞による壊死などによって生じた、様々な器官の組織欠損が、肉芽組織の形成を経て、最終的に緻密な膠原線維や結合組織に置き換わる事で修復された状態。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%98%A2%E7%97%95 より抜粋

はじめは肉芽と勘違いしやすいですが、徐々に治っていく*6

最初の数ヶ月間は傷痕も赤く、かゆみや痛みなどの症状があります。やがて半年から1年ほど経つと自然に成熟瘢痕となり、赤みもとれ白い平らな傷痕になります。

http://www.jsprs.or.jp/member/disease/scar/scar_01.html より抜粋

瘢痕とケロイドの違い*7

手術後の縫合創なども、一時的に赤みが増して硬くなることがあります。通常は術後1-2ヶ月を過ぎたあたりから、赤みが減り軟らかくなっていきます。しかし、いつまでたっても赤みが引かないどころか、盛り上がってきて、チクチクするような痒み・痛みが出ることがあり、この状態を「肥厚性瘢痕」といいます。さらに、もともとの傷の範囲を越えて、周りの皮膚に伸展していくものを「ケロイド」と呼びます。
(ただ、実はケロイドと肥厚性瘢痕を区別する明確な診断基準はありません。)

https://www.jichi.ac.jp/keisei/surgery/disease9.html より抜粋

肥厚性瘢痕とは、何かの原因によって治癒に時間がかかってしまった場合などに、先程の「問題ない瘢痕」と同じような組織が異常に増殖してしまう状態*8

肥厚性瘢痕とは・・・何らかの異常で傷の治りが遅くなると、皮膚を作る線維細胞が過剰に産生され、その線維の増生で傷が赤くなり盛り上がります。肥厚性瘢痕の場合は傷を越えて病変が広がることはありません。時にきのこ状に増大することはあります。肥厚性瘢痕はケロイドと違い経過とともに色調は退色し、盛り上がりも徐々に平らになり、柔らかい傷となります。治療も効果が期待され、適切な治療を行うことで治る可能性があります。

https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/keisei/about/disease/keloid.html より抜粋

モリモリと大きくなる赤っぽい組織で、かゆみや痛みがある、いびつな形のものが多い*9

「ケロイド」は赤褐色に盛り上がった硬い腫瘤で、激しいかゆみや、痛みを伴うことが多く、腫瘤の形が複雑で表面の凹凸が強いものでは、深部で感染(化膿)を起こし、排膿(うみが出ること)を繰り返す場合もあります。またもとのキズ跡よりはみ出して広がることが多いと言われ、自然に治ることはまれであり、軽快後も再発することがあります。

http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/prs/05ts07.htm より抜粋

皮膚で袋のようなものを作ってしまっているので膿を出しても解決できない*10

皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。ときに化膿して真っ赤に腫れ上がったりすることがあります。皮膚腫瘍の自己診断は非常に危険です。

https://www.dermatol.or.jp/qa/qa17/index.html より抜粋

ケロイドや肥厚性瘢痕の場合、刺激を与えることで再発をするどころか、症状がどんどん酷くなることが考えられます*11

ケロイド、肥厚性瘢痕の治療は保存的(手術を行なわない)治療が第一です。手術治療は保存的治療の補助手段と考え、手術を行っても再発予防のために保存的治療を早期から行う必要があります。安易に切除を行って再発を起こすと、元のケロイドより大きくなってしまうこともあり、注意が必要です。

http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/prs/05ts07.htm より抜粋
タイトルとURLをコピーしました