夏はピアスが膿みやすい?で紹介したとおり、夏のピアストラブルは「暑さ」そのものの傷へのダメージよりも、海やプール・夏休みといったイベントによるもの、そしてケアの勘違いが濃厚な原因でしたね。
ただ、温度と体力の関係性によって傷の治りが遅くなるだろうという研究結果がありました。
と、いうことは?
風邪で体力の落ちているときは、ピアッシングには向いていないのでしょうか?
風邪の時を避ける理由
風邪の時にピアスをあけると絶対トラブルになります!とは言い切れませんが
避けたほうが良いので、その理由をお伝えしますm(__)m
抵抗力が弱っている
皆様も生物とかで習った事があるでしょうか、白血球。
普段私たちの体はたくさんのバイキンと接しながら生きていますが、白血球などの血液細胞がバイキンと戦ってくれるので、多少体にバイキンが侵入しても、やられることがなく過ごせています(*^-^*)
ところが、この白血球など免疫機能の働きよりもバイキンの力が強くて体の中に侵入・増殖を許してしまったとき・・・
つまり、抵抗力・免疫力が低下したときに、風邪をひいたり体調が悪くなったりします・・・((+_+))
普通は皮膚自体がバリア機能をもって細菌の侵入を許さないため、風邪をひいていても、手や足から化膿してくることはありません。
ところがピアスホールを開けた時は、もちろん皮膚はありませんので・・・
免疫や抵抗力が下がっている状態では、細菌の侵入だけでなく増殖を許してしまい、結果感染してしまう(化膿してしまう)原因になる可能性があるのです。
清潔を保てない
また、風邪の時って熱が出たり、けだるくて何もできなかったりしますよね(・・;)
お風呂に入ったりできないこともあるかと思います。
ピアスホールは過度な洗浄は禁物ですが、1日1度程度、汗や老廃物を流してあげる必要があります。
それができず、逆に熱で汗をかいたりすれば・・・ピアスホールにとっては悪影響です(-_-;)
栄養が足りない
風邪をひいたときは、思ったよりも体力と栄養を消費します。
そして、風邪の時って食欲が無くなったりしますよね・・・
傷を治すにも適切な栄養は不可欠です(‘_’)
やはり、よく食べて良く寝られる健康な体があるときに、ピアスホールをあけるのがベストです。
ピアスをあけたら熱が出た!
ピアスをあけてすぐに発熱した場合、きっと原因は違うところにあると思います。
なぜなら、ピアスホールの傷から全身の発熱に至るまでには時間がかかるからです。
例えば、ピアスを開けて患部が腫れているのに放置を続け、なんだかリンパまで痛くなってきたけどほっておいて、更に発熱した・・・であれば病院を受診するべきです。
ピアスをあけてすぐの発熱に関しては、まずはピアスと切り離して考え、熱に対するケアを行ってあげてくださいね(^^)/
ピアスホールを健やかに保つために
いかがでしたか?
ピアスをあけたいタイミングは、色々な事情があると思いますが、できるだけ健康な体のときにピアッシングをしてあげてくださいね(^^;
もちろん体調万全でピアスをあけても、トラブルに見舞われることもあります・・・
アフターケアを正しく行い、できるだけ早い安定・完成を目指してくださいね(*^-^*)