このページでは、腫れの対策をするために、腫れってなに?原因は?という点を深堀していきます。
対処法のまとめはこちらのページ↓をご参照ください
腫れはなぜ起きる?
まずは、そもそもなんでピアスホールが腫れるの?という仕組みについて説明します。
赤い
体が傷や刺激を受けたときや細菌やアレルギー物質が侵入した時、体は有害物資を処理するために、血管の中から白血球などの「血液細胞」を派遣します。
細胞が傷口まで到達できるように血管が太くなるんです。
これが腫れの「赤み」の正体です。
※症状は軟骨ピアスではよく現れ、耳たぶでは現れにくいです。
あとで紹介する「原因」にあてはまる点が無いかチェックして、悪化を防ぐように改善しましょう((+_+))
かゆい
上記の状態のときに発生する成分によって、熱を持ち、痒いことがあります。
傷が治るときにも発生する自然な成分なので、過度でなければ「傷が治る証拠」ですが、異常が隠れていることもあります。
痛い
炎症によって起こる成分が強いと、かゆみから痛みを感じることがあります。
後で説明しますが、時期によって冷やす・温める・お薬を飲むといった対策ができます。
腫れる
血液細胞は「体液(浸出液)」に混ざって傷口へ向かうので、患部の体積が増えて「腫れ」になります(><)
耳たぶで腫れているのは、十中八九、異常の証拠。
軟骨の場合は逆にほとんどのケースで腫れを経験します。
赤い・かゆい・痛いをまとめて腫れといいます。
腫れの原因
治りかけ(ファーストピアス)
耳に突然穴をあけるピアッシング。
しかも金属の棒を突き刺したまま!体は大パニックです(^▽^;)笑
傷を治す過程で腫れてしまうのは、生理的に仕方がないことなのです。
ファーストピアスの腫れはいつまで続く?
耳たぶの場合
目に見えて腫れることはありません。
腫れたとしてもごくわずかで、3日~1週間もすればスッキリするはずです。
腫れが出ている場合にはなにか異常が出ている証拠だと考え、ケアの改善など対策をとりましょう。
軟骨の場合
腫れることがホトンドなので、腫れたからと焦る必要はありません。
特に顔に近い部位や太い軟骨部ほど痛みが強く出て、耐えられない人もいるほどです。
特に3日経過後~1週間程度で強く腫れが出てきます。
開けた瞬間~2日ほどはあまり腫れないため、急に腫れた!と思う人が居ますが自然なことです。
金属アレルギー
「私アレルギー持ってないんですけど・・・」っていう人も、一旦ストップ!
ここは絶対に確認。
アレルギーは突然発症します。
今回がアレルギーなのかどうか、それはどっちでもいいんです。
問題なのは「炎症」を起こしているときには普段よりアレルギーになりやすくなるということ。
ピアスを交換して2~3日で症状が改善してきたら、アレルギーだった可能性も高いです。
刺激(触りすぎ・ピアスの形・消毒など)
イチバンありがちな腫れの原因が刺激のし過ぎ。
ピアスを開けたときによくオススメされる「回す」とか「動かしながら洗う」とか「消毒する」のは全て
傷には刺激的すぎ。
感染(バイキンが入った)
こちらもアリがちなトラブル。
傷口には少なからずバイキンが住んでいるのですが、体は「免疫」で頑張って戦っています。
この「免疫」がバイキンに負けたら「感染」して膿むのです。
内出血(赤~紫→黄色)
いじりすぎ・ピアスを開けたばかりに多い症状。
場所が移動してくることもありますが、普通の事なので慌てないで。
デキモノが赤い
膿が溜まったデキモノができている場合と、肉芽が出来ている場合がほとんど。
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