と色々な噂がある樹脂ですが、実は使い方を上手にすればトラブルのほとんどは回避できます。
このページでは、樹脂ピアスでよく言われるトラブルの本当の原因と改善方法についてお伝えします(>_<)
樹脂って何?
樹脂とは、アクリル・テフロン・シリコン・バイオプラスト・バイオフレックス・ナイロン・・・など、いわゆる「プラスチック」の仲間のことです。
ピアスの販売サイトでも、「バイオプラストは樹脂と違い生体適合性があって安全」なんて記載がありましたが、バイオプラストもフレックスも樹脂です(^^;
案外ピアスの販売元も知らないようですね((+_+))
参考 詳しいことはコチラの医療用樹脂についてでお伝えしています
トラブルが多い?
そんな樹脂ピアスは、トラブルが多いと噂されています。
個人的な経験で言えば、半分正解・半分間違い・・・
では
今から、よく起こるトラブルと、対策・対処法についてお伝えします(*^-^*)
埋まる(埋没)
透明ピアスは埋没されやすい、と言われますが、これは勘違い。
透明ピアスは、隠す目的で使用する事が多いため飾りが小さく薄いため、埋没しやすい作りになってしまっているのです。
特に樹脂ピアッサーのピアチェーレやぷりぴあは、軸長が7ミリと短く、飾りも小さめなので薄くないお耳の方は埋まりやすいので注意してください。
埋没を予防するために、
- ピアスの長さを適切にする(触らない状態で軸が少し見えているのが◎)
- ピアスの飾りの大きさを適切にする(軸の太さにもよりますが、3ミリは欲しいです)
- 圧迫に注意する(キャッチを締め付けすぎないように)
参考 適切な【ピアスの選び方】ぺージもどうぞ
などを気を付けてあげてくださいね(*´▽`*)
また
- 皮膚の状態を良くしておく
参考 適切な【ピアスのケア】ぺージをどうぞ
ことも、皮膚を強くして埋没を予防する大切な条件です(*^-^*)
皮膚とくっつく(癒着)
これは素材というより、お手入れのミスのためだと思われます。
ピアスホールが治る過程で体液が出るのですが、体液は乾くとノリの役目をしてしまうので、一見皮膚とくっついたように見えてしまいます。
びっくりして回したり動かしたりを無理に行うと、更に体液が出て、またくっつく…
参考 透明ピアスは癒着する?
癒着を予防するには、健康な皮膚を早く作って、1日に1度でいいから「ほんの少し」動かしてあげることが大切です。
膿む
樹脂のピアスは金属と比較するとものすごいスピードで劣化していきますし、表面は傷つきやすく、汚れがたまりやすいです。
そのため、実際にバイキンに弱いという事実は否定できません。
しかし、適切な洗浄をしていれば、100%ではなくとも汚れを落とすことはできますし、劣化も1日2日でするものではありません。
実際に、血管に留置する点滴のプラスチックの針は、短いものでは3日、深い血管に長い期間留置するものでは数ヶ月以上使用します。
ピアスの樹脂は賞味期限のように「いつ」が決まっているわけではないので、様子を見ながらにはなりますが、過度に感染を恐れずに
を心がけてください。
腫れる
腫れの原因は、刺激や感染など様々です。
樹脂ピアスだから腫れる・・・というわけではなく、適切な使用方法を守れなかったり、毎日交換しないといけない…などの噂のために過度な付け替えをしてしまったために刺激になり腫れているケースなどが多くあります。
決して樹脂自体が悪いわけではないので、過剰なケアはせずに安静に過ごして下さい。
もしトラブルになったら、腫れのページを参考にしながら、ご自身の状況と照らし合わせて、安全な対処法をとってくださいね(*^-^*)