うかっとピアスを外したままにしてたら、刺さらなくなっちゃった!
そんなときの対処法です。
一縷の望みを捨てないなら、軟膏と細い細いピアスを用意。
組織同士がくっついていない場合は、何とか復活できるかも!
ピアスホールが塞がる期間の目安
完全にくっつくまで2~3日
ピアスと耳の間に皮膚のトンネルが強く出来上がった場合はピアスを刺していなくてもくっつかないので、数日でも何年でもピアスを外していることができます♪
(ピアスホールが完成したと呼ばれる時期です)
ただ、未完成であったり、何かの原因で弱っている場合はピアスが無いと細胞同士がくっついて行こうとするのです。
1か月程度経過して、ある程度皮膚が出来ているピアスホールの場合(安定した時期)だと、くっついた!と思っていても単に体液でくっついている場合もあります。このパターンだと、復活の可能性は大…!
ちなみに、傷ついた組織同士が完全にくっつくには2~3日。
未完成の傷(生傷状態のピアスホール)の場合、完全でなくても数分~数時間で組織同士がくっつきはじめます。
経験的には、セカンドピアス程度の期間であれば1~2日が勝負。
いずれにせよ「いち早く、できるだけ優しく」穴を復活させることが大切です。
復活の可能性が高い対処法
完全に上手くいく保証はありません。
ただ、案外うまく復活するケースが多いやりかたです。
滑らせながら細いピアスで復活
①出来るだけ細いピアス(24Gとか)と軟膏(オロナインやワセリンでOK)を用意。
②ピアスとホールに軟膏をぬりぬり。
③前からと後ろから、どっちでもいいのでとにかく優しく穴を探して刺してみる。
(刺すときに後ろに指をあてがうと、見つけやすいかも。)
④刺さらないときはもう一度軟膏つけて、お耳をモミモミ。暖かいタオルなどで蒸すのもイイかも。
⑤とにかく刺されば、反対向きであっても外さず、そのピアスでしばらく放置。できれば数日。
⑥同じ要領で軟膏を使いながらだんだん太いピアスへ戻していく。(優しくね)
途中までしか入らない
この場合は、案外裏からもピアスを通して「挟み撃ち」するとピアスが通る可能性があります(*^-^*)
もしかしたら薄い皮のようなものを突き破る感覚があるかもしれませんが、そもそもピアスホール自体が耳を貫通させる怪我ですので、過度に反応せず基本的なケアでまたピアスホールを育ててあげてください。
病院に行けば復活できる?
とてもピアスに知識が深く、上記の対処を行ってもらえる場合には復活できる可能性がありますが、そこまでしてくれる病院はほとんどないです。
行うとすれば、ピアスガンでの開け直し。
これはリスクが伴うので、信頼できる先生のもとで行ってください。
そもそも塞がらないようにしよう
ピアスは何時間で塞がる?
これに答えはありません。
とても不安定なホールであれば、完成後であっても(傷などが原因となり)ものの数分で塞がっていくこともあります。
逆に、しっかり完成してトラブルが無いホールは何年経っても塞がりません。
基本的にセカンドピアスを入れておく
よく、
1か月経ったらピアスホールが「完成」するから、寝るときもピアスを外していいんだ!
とか
お風呂で綺麗にするためにピアスを抜かないと・・・!
と勘違いしておられる方がおられます(^^;
ピアスホールは日に日に皮膚ができてきますが、しっかりした皮膚になるには順調であっても6ヶ月~1年程度かかります。
それでも、何日も外していたら塞がってしまうのが、人間の回復力です。
自分の回復力を侮らずに、基本的には「セカンドピアス」を付けっぱなしにしておき、外す時間を作るとしたら「短時間から試していく」のを基本としましょうm(__)m
透明ピアスを入れるのもベター
ピアスを目立たせられない場合でも、透明ピアスを着けていれば穴の存在はキープできますm(__)m
透明ピアスは癒着するから使えない・・・
透明ピアスを着けたら、菌が繁殖するらしい・・・
と、噂が独り歩きして透明ピアスは悪者にされがちです。
これは間違い!詳しくは【透明ピアス|癒着・感染について】へ(/・ω・)/
また、すべてが1日1個の使い捨てだと勘違いされていることも。
きちんと素材や太さを確認すれば、付けっぱなしにできるものもたくさんあります。
こちら↑で透明ピアスの比較や隠し方の検討をしていますm(__)m
今のご自身にあったピアスを選んでホールをキープするのも、安全に穴を残す最善の手段ですよ(*^-^*)
完全に閉じた穴をもう一度開ける
完全に塞がったピアスホールが復活できるかどうかは、しこりの有無にかかっていると言っても過言ではないと思います。
自分で判断が難しい場合には、ピアスに熟練したスタジオや病院で、ニードルで施術してもらうことをオススメしますm(__)m