ピアスを開けた後、注意事項を守れば、湯船に浸かるのも、髪を洗うのもOK!
- とにかく優しく扱う
- ピアスを動かすか・外すかは時期による
- 湯船は清潔にすればOK
- 最後にシャワーで優しく洗い流す
ピアスを着けて安全にお風呂に入る方法、痛みや、ピアス穴あけのタイミングがお風呂前後どっちが良いか、など、ピアスをお風呂にまつわる情報をお伝えします(^^)
サイトではピアスのトラブルやピアッサーの注意点など、多数解説しているのでぜひご参考に!
ピアスでお風呂に入る注意点
髪を洗う時・着替え等は優しく
ピアスに慣れない方は、シャンプーやタオルでつい引っ掛けてしまうことが!
めっちゃ痛いし恐怖ですΣ(゚д゚lll)
刺激しないようにはしっかりしっかり気を配ってくださいね!
湯船は清潔にすればOK

お風呂は普通に・・・と言っても、やっぱり湯舟(浴そう)はすこし雑菌が気になりますよね。
シャワーから出る湯も、湯船の湯も、はじめは同じ水道水。
できるだけ清潔な状態(残り湯などは避ける)で入り、洗浄はお風呂の最後にましょう。

心配ならお湯につけないようにすればいいし、もちろんシャワーだけでもOK(^▽^;)
ヘソピなど湯船にガッツリ浸かるボディピの場合は、温泉などたくさん人が利用するところは避けたいですね。
洗浄方法に気を付ける
特別な石鹸や軟膏は要りません。
「低刺激」で使い慣れた石鹸が良いです(^▽^)/
石鹸を使うかどうかは汗や皮脂など汚れに合わせて。
当日はちゃんと洗浄・消毒してピアッシングしているはずなので、泡不要。
ピアス穴あけ数日はピアスは動かさず、泡を使っても「包み洗い」。
動かすのは慣れてきてから。
詳しくは洗浄ページを特設しています↑
最後にシャワーで優しく洗い流す
傷口に泡や汚れが残っているのがイチバン細菌の温床となり、傷の治りを遅くします。
シャンプーなどの泡や湯船のお湯は柔らかなシャワーでしっかり裏表、丁寧に洗い流してください。
ピアスをいつから動かすか
ファーストピアスの時期
特に初期であるほど、泡をつけて動かさないようにしましょう(*_*)
泡を乗せて10秒ぐらいで流してOK。
医学的には何分も置く意味が一切無いし、ピアスホールの中に泡が残るとトラブルの原因になるからです。もちろん、回す必要は一切ありませんよ(^^♪
セカンドピアス以降
だんだんと垢が溜まってきますので、ピアスホールの状態に合わせて動かしたりピアスを外したりして穴の中も洗浄していくとトラブルやニオイ対策になりますよ♪
お風呂でピアスを外す時期の目安
ファーストピアスは外す必要なし
ファーストピアスは、外すことも難しいし、時期的にすぐに穴が塞がるため再挿入も難しいです。
ピアッサーの素材はチタンやステンレスなど金属アレルギーの対策がされているため、お風呂や普通の温泉なら大丈夫(*^-^*)
かならず着けたまま入ってください。
セカンドピアス以降は穴の状況による
1~3ヶ月が経ちセカンドピアスに移行している人は、ホールがしっかりしていて、数時間外しても大丈夫と分かっていれば、ピアスを外してお風呂に入ってもOK。
逆に、まだ自分のピアスホールの状態が分からない…短時間で塞がる…トラブルがある…という人は、ファーストピアスと同じく装着したまま入浴しましょう(^^)/
ただし次のピアスを着けている人は注意!
普通のピアス・ファッションピアス
これらは水で劣化していく性質の金属素材が多いため、金属アレルギーの発症リスクが高くなります。
また、ひっかかりが多いものでは耳を傷つける原因に…
安全なピアスの素材かどうか、必ず確認してください((+_+))
お風呂上がりのケア
お風呂上りには、軽く水気を取る以外、特別なケアは必要ありません。
- 消毒や、わざわざ患部にドライヤー・綿棒を使った乾燥は不要
傷を乾燥させすぎることや、消毒・綿棒などの過度な刺激は治りを遅らせてしまう可能性があるからです(>_<)
よくある質問
ピアスを開けるタイミングは?
よく、ピアスを開けるのはお風呂上がりですか?
ピアスを開けた直後のお風呂は大丈夫ですか?とご質問があります。
こたえは「どっちでも。」
ただし、お風呂の直後のピアッシングは血管が拡張しているのでNG。
ピアスを開けた直後は、すぐに入浴せず耳のほとぼりが冷めてから…もちろん開ける前にはお耳を洗っておいた方が良いので、お風呂上りにしばらく経ってからピアスを開けるほうがオススメです。
お風呂で痛みはある?対策は?
軟骨の場合は炎症を起こして痛いこともありますが、特に耳たぶでは何もしていないのに「痛い」ことはありません。しみるコトもありません。
もちろん、爽快クール!みたいな石鹸はさすがに避けてくださいね(^^;
「痛み」は異常のサインなので、腫れのページを参考に原因があれば改善を(>_<)
ピアスを開けた直後の熱っぽい時や出血がある間の入浴は避けましょう。
湯船に浸けたり、シャワーで痛みを感じる場合は、湯船は避けたり、温度、勢い調整を(^^♪
お風呂は傷にはNGじゃないの?
傷にお風呂NGは昔の話
よく、傷があるとお風呂に入れないと思っている人がいます。
昔は膝を擦りむいた時とか、お風呂でも足を挙げたり、ビニールで覆って入ったもんです(^^;
医学の進歩で「傷の消毒が不要」になってきたと同時に「洗浄が必要」というのが今の常識です。
十分な洗浄を行う方法として,シャワーや入浴が簡易な方法でもあり推奨できる.しかし例外として,広範囲熱傷では共用の設備を用いたシャワーや入浴での洗浄は院内感染の原因になり,また正常部皮膚や感染していない創部の細菌数を増加させるとの報告もあり注意を要する
創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン―1 – 日本皮膚科学会
まとめると、広い範囲のヤケド以外の傷の洗浄のためにはお風呂(シャワー)がいちばんということ☆
「細菌が侵入する」のはただの噂
お風呂に入ってはいけないという理由について、サイトによっては「細菌が入るから」とされているそうです。
どれだけ開ける前に消毒しても、耳を無菌にすることはできないし、そもそも菌が居たところで「体が負けなければ」細菌感染は成立しません。
3日はお風呂に入れないの?
たぶん、3日というのは「炎症期」のお話。
(炎症期)に過剰な洗浄や消毒を行うと浸潤してきた細胞まで洗い流し,細胞自体を障害することになる.よりスムーズな炎症細胞浸潤のためには,清潔な湿潤環境を保つべきである.
創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン―1 – 日本皮膚科学会
炎症期には、白血球やサイトカインなどのイロイロな細胞が傷の表面で頑張って活動しています。
「過度な洗浄」をすることで、その細胞まで洗い流してしまうのはNGということで、普通のお風呂はむしろ必要なケアのひとつです。
ファーストピアスで知っておきたいこと
これから初めてピアスを開ける人に、トラブルを予防し、安全なピアス生活のために、絶対知っておいてほしいことをこのサイトではまとめています。
このような↓ことは基本的に間違いなので、気を付けてくださいね。