このページでは
というレベルの超初心者さんも分かりやすく、ピアスと穴あけに関する方法や知識について幅広く解説しています(/・ω・)/
ピアス(ホール)って何?
一般的には「アクセサリーを着けるために、耳たぶなどに穴をあけるコト」を「ピアスホールをつくる・あける」と認識されています。
当サイトでも
ピアッシングは穴を開けること。
ピアスホールは穴自体。
を主に意味して使用しています。
ピアスホール…は、便宜上ホールを略すこともあります(^^;
さて(・ω・)
本題の「ピアスホールの開け方」に入る前に、ピアスという言葉についてちょっと小ネタです。
ピアスは和製英語
ピアスというのはもちろん日本語でなく、英語ですね。
「pierce」は本来、「穴をあける、刺し通す」というような意味の言葉。
「ピアス」と言ったら私たちは「耳に穴をあけて着ける耳飾り」をイメージしますがこれは和製英語なのです。
英語圏でピアスのことを通常は「イヤリング=earring(s)」と言います。
ピアスホールはどうやって作るの?
ピアスホールは、耳に穴をあけたらハイ、完成。とはいかず、数ヶ月~数年をかけてピアスホールの中に皮膚を「育てて」いく必要があります。
あとで詳しく説明しますが一般的には
- 「ピアッサー」や「ニードル」で穴を開けて「ファーストピアス」を着ける
- 穴ができてきたら「セカンドピアス」に交換して様子を見る
- しっかりした皮膚になったら「オシャレなピアス」を付け替えたりして楽しむ
3ヶ月~1年ぐらいかけてピアスホールを育てていく
よく、穴をあけただけでピアスを楽しめる!と思う人が居ますが、③の段階にまでならないと、「塞がらない穴」にはなかなかならず、少しピアスを外しているだけで穴がちっちゃくなるか、塞がっていきます。
そのためにはおよそ3ヶ月~1年程度の期間を要します。
穴を開ける道具
開け方は
- ピアッサー
- ニードル
を使用するのが普通です。
ピアッサーはホッチキスのようにファーストピアスがセットされた器具で、簡単にピアッシングをすることができますが細かい場所には向かず、軟骨にはオススメできません。
ニードルは注射針のように鋭利な針でピアスホールをあける方法ですが、ニードル(針)からファーストピアスに差し替えないといけないので、ちょっとややこしいです。
ご自身にぴったりの方を選んでください(*^-^*)
チャレンジャー部門として
- ピアスをぶっさす
- 安全ピンや押しピンを使う
という昔ながらのタイプも時々みうけます(^^;
言わずもがな。メリットがありませんので、オススメしません。
ファーストピアスって何?
耳にピアスを開ける場合、「皮膚」と「皮膚に挟まれたお肉」の部分にズドーンとピアスを貫通させることになります。
このとき、その穴に初めて刺すピアスを「ファーストピアス」と呼びます。
※ピアッサーの場合は、機械にセットされたファーストピアス自体が針となり、勝手に耳に刺さってくれるようになっています。
穴の中ってどうなってるの?
あけたばっかりは中は剥き出しの「皮下脂肪」などのお肉が、ピアスと触れ合っています。
このままピアスが無ければ、単に傷口として塞がっていきますが、ピアスという金属がそれを邪魔するため、体は仕方なくピアスの周りを皮膚で囲いにいきます。
この皮膚を育てていくことが、ピアスホールを作ることになります。
もちろん剥き出しとはいえ、きちんとケアをすればトラブルを起こすことなく皮膚ができてくれますよ。
穴をあけたらすぐピアスを付け替えて楽しめる?
残念ながら、通常はファーストピアスは1か月~3か月程度付けっぱなしです。
傷を刺激しないようにして、皮膚を大切に育てていく必要があるからです_(._.)_
ちなみに、ファーストピアスの次に装着するセカンドピアスも同じように、基本的には着けっぱなしにします。
ただし、慣れてきてからにはなりますが、少し早くピアスの付け替え気分を楽しめる方法が♪
ピアチェーレやぷりぴあを使う方法
どちらも同じ会社から発売されているピアッサーです。
一定条件のピアスであれば、ファーストピアスに差し込んで使うことができます♪
注意点としては、耳たぶの厚さが6ミリ以下(私の思う理想は5ミリ以下)の薄い耳の人にしか向かない、条件に合うピアスが限られるということです(>_<)
※耳たぶが普通~分厚い人では、刺さらない・埋まってしまうなどのトラブルがかなり多くなります。
ストレートバーベルを使う方法
写真は透明ボールを付け替えたものです。
ニードルで開けてキャッチの両方外れるストレートバーベルを装着した場合は飾りを付け替えて楽しむことができます♪
写真にあるように、通常ネジの太さは会社が違っても合う事がほとんど。
ネジを回すのに慣れるまでは要注意ですが、慣れるとファーストピアスの時期からピアスの付け替え気分が楽しめますよ(^▽^)/
実際の穴開け~完成まで
開ける方法
さっき説明した「ピアッサー」でのピアッシングについて詳しくは
ピアッサーの使い方を参照にしてください(^^)/
(ニードルで施術する方法は考え方が色々あるので、当サイトではまだまとめられていません…)
誰に開けてもらうか
ここでは「どこで誰が穴を開けるべきか」のメリットとデメリットについて簡単に解説しますm(__)m
共通するデメリットとしては、病院以外で開けた場合は献血できる期間に制限が設けられますm(__)m
自分で開ける
- 自分のペースで開けられる
- 費用が安い
- 誰にも知られず開けられる
- 勇気がいる
- 失敗したら自分の責任になる
親や友人に開けてもらう
- 費用が安い
- ○○にあけてもらったという思い出になるかも
- 失敗したとき責任問題になる
- 厳密に言えば法律違反
- ニードルの場合病気の感染の対策に不安がある
病院で開けてもらう
- 医療現場という安心感
- 法律違反ではない
- ピアッサー(ピアスガン)を使うところが「多い」
- ピアス専門の先生は少ない
- 値段はピンキリ
ピアススタジオで開けてもらう
- ピアスの知識が深い人が多い
- 綺麗にあけてもらえる「事が多い」
- 値段が高い
- 法律違反である
- 情報が少ない
詳しくはこちらにまとめています(^^)/
開けた後
先程お伝えしたように、穴の中に「皮膚」ができてくるまで、じっとそっとピアスを着けたままにしてピアスホールを育てる必要があります。
ファーストピアスをつけ「安定」させる時期は1~3ヶ月
セカンドピアスで「安定」を続けながら「完成」を目指す時期は半年~1年程度
と言われます。
「安定」って何?
ピアスをあけてファーストピアスをつけると、直後~数日は体が傷ができたことに強く反応します。
その時期を過ぎてから「しばらくの間トラブルが無い事」をピアスを作る段階の「安定」と言います。
Google先生に聞くと「激しい変化がなく、物事が落ち着いた状態にあること」ということです。
決して「ピアスホールができあがった状態」ではありません。
ピアスホールをあけたら、安定している状態をキープして、数ヶ月かけてピアスホールを育てていきます(*^-^*)
「完成」って何?
ピアスホールの安定をキープしていると、穴の中に皮膚ができてきます。
その皮膚がどんどんしっかりしてきて、塞がらないぐらい強くなったら「完成」と思ってください。
Google先生に聞くと「事物が出来上がること」と教えてくれます。
ピアスホールの場合も同じで、「しっかり穴ができあがること」を指します。
穴をあけたら、はいピアス完成、ではないのです(^^;
早くて2~3ヶ月、長くて数年頑張る人が居ます。
開ける位置
開ける位置は、昔は耳たぶのど真ん中にあけていました。
ただ、最近は端っこに開けてぷら~んとピアスをぶら下げるのも流行っているみたいです(*^-^*)
しかし隅っこすぎると耳に負担がかかり、最悪千切れてしまう可能性もありますΣ(゚д゚lll)
重たいピアスも着けるなら、耳たぶの真ん中のほう。
軽いピアスだけで、隅っこにあけたいとしても、せめて4~5ミリは隅っこから内側にあけるほうが安全です(>_<)
顔よりに開けると大きなピアスの場合は窮屈で、裏のキャッチが首に当たって痛いこともあります。
耳の形や着けたいピアスを考えながら、少しゆとりを持った位置に開けてください♪
印をつけてみて、鏡やカメラでいろんな角度から見てみてくださいね☆
開けるときの痛み
開けるときには、
- ばね式ピアッサーではバネの「バチン」という衝撃
- 押し込み式ピアッサーでは耳たぶを挟む痛み
- ニードルでは針がぐ~~~っと進んでいく鈍痛
を感じる事が多いです。
「冷やすと痛みを感じない」というのは有名ですが、冷やしすぎると凍傷になったり、冷やし終わった後に血管が反動で拡張して後で痛みや熱さを感じたりすることも・・・
どれも一瞬のことなので、個人的には冷やさずにあけるのをオススメしますm(__)m
タンスの角に小指をぶつけるほうが、痛いです。
まとめ
長くなりましたが、どうでしたか(*^-^*)?
ピアスをあけることに対するざっくりとしたイメージを着けて頂けましたでしょうか。
具体的な方法や、ピアスをあけてからのケア、トラブルの対処についても、サイトの中で細かくまとめていますので、今後の参考にしてくださいね(^^♪