- ファーストピアスは1~3ヶ月
- それを過ぎたら、セカンドピアス
- 素材/太さ/長さ/形に気をつける
- 外す時間はちょっとずつ延ばす
1~3ヶ月あけるのはナゼ?失敗しない交換のコツは?
スグ交換したいときはどうする? など、セカンドピアスについて説明していきます。
セカンドピアスとは
ファーストピアスの次に着けるピアスがセカンドピアスと呼ばれます。
- ファーストピアス・・・ピアス穴あけ(生傷状態)から薄い皮膚に安定するまで
- セカンドピアス・・・安定したけど完成まで更に皮膚を強くする間
場合によってはファーストピアスのまま過ごすこともあります。
セカンドピアスに変える時期
セカンドピアスに交換する目安は
- 1~3ヶ月経過した
- 腫れや痛みが無い※こと
1~3ヶ月というのは、ピアスホールの中に皮膚ができてくる一般的な時期と関係しています。
早すぎると傷の状態で、遅すぎると新陳代謝で垢が溜まっていきますので、一般的にこの期間が適切とされています(^^♪
交換のコツ
タイミングは
- ゆっくり落ち着いて付け替えが出来る時間と環境がある
- セカンドピアスの用意ができた
とき。
落ち着いた環境で作業する
私がそうでした…夏休みに開けたピアスを始業式の朝に付け替えるという…
慌てた環境で付け替えるのは無謀です。
適切なセカンドピアスを用意する
セカンドピアスを用意せずに試しにファーストピアスを外しちゃうと、戻せなくなる可能性もあるので要注意!
手やピアスは清潔にする
手はいちばんの細菌の温床と言っても過言ではありません。
とにかく手汗と汚れを落としてから挑みます。
ピアスは清潔なものを使用する。不安であれば一度洗浄や消毒をしてから使ってくださいm(__)m
念のため細いピアスや軟膏を用意
慣れない間は特に同じ太さのピアスだと、付け外しが上手にできないことも。
外すまで隠れたトラブルに気付かないこともよくあるケースです。
ピアスホールが塞がっていくのを防ぐ方法の保険として、念のため細いセカンドピアスや軟膏を用意しておくのもオススメ!
参考 軟膏の選び方
付け替えの回数は最小限に
一度付け替えたピアスを、学校や仕事ごとに何度も交換していては、一向に傷は癒えません(^^;
透明ピアスでも付けっぱなしにできるものはありますので、きちんと素材や形を選んで、今後の付け替えの回数が最小限で済むように工夫してくださいね。
選び方のポイント
金属アレルギーにならない素材
金属アレルギーは、特に皮膚の弱い時期には発症しやすいものです。
一度発症してしまえば、時計やネックレス、歯科治療まで気を遣わないといけなくなりますから、リスクは減らしたほうが良い。
なので、セカンドピアスには「金属アレルギーの可能性ができるだけ低い素材」を選びましょう。
「純チタン」「医療用チタン」は軽く清潔な素材ですが値段が高い!
「サージカルステンレス316L」は純チタンの2倍の重さですが、安くて種類が豊富です
参考 金属の種類について
また、アレルギーにはなりませんが「粗悪な樹脂ピアス」はやはり清潔面や皮膚への刺激では微妙。
透明が良ければこちらを参考にしながら、適切な素材を選んでください。
引っかかりにくい長さ
長すぎると負担になり、短すぎると埋まってしまう・循環が悪くなる・傷ができるといった原因になります。
お耳よりほんの少し(1ミリ弱)長い有効軸がオススメです。
適切な太さ
ファーストピアスより細いか同じ太さで、
今後着けたいピアスより「少し太め」がオススメです。
ボディピアスも着けたかったのに、「セカンドピアスにオススメ!」と話題のスタッドピアスを着けたら20Gだったので拡張しないといけない・・・という声を良く聞きます。
太さはしっかりと確認してくださいね。
一方、セカンドピアスと商品につくスタッドピアスは20Gがほとんどです。
ボディピアスは通常16G~太いものは何センチも。
参考 ピアスの太さ
大きすぎず、小さすぎない飾り
大きすぎると引っかかったり、重さが負担になりますが、小さすぎても埋まってしまう可能性が高くなります…
普通の大きさのホールであれば、横幅が3~4ミリ程度であまり出っ張りや引っかかりのないものを選ばれると安心です(*^-^*)
できるだけ真っすぐの軸
曲がった軸、フープピアスは、よく典型的な形の肉芽が発生します。
また、揺れにより、できかけた皮膚や細胞などの組織が傷つくので、絶対オススメできません。
「ストレート」か、部位によっては「ゆるやかなカーブ」の物を選びましょう。
お手入れがしやすい形
寝ている間に楽チンな「ラブレットスタッド」は、裏面に汚れが溜まりやすいです。(スタッドピアスも、ややそのような感じですが…)
- 飾りや形の負担が無いか
- 軸の太さ・長さが適切か
- お手入れがしやすいか
を要チェック!
太さ別に素材が安全で大きさが標準的なセカンドピアスをご紹介します(^^♪
セカンドピアスにおすすめな見本
ボディピアスのセカンドピアス
↑とにかく安くてびっくりします。サージカルステンレスでPVDコーティングのストレートバーベルです。私はPVD商品で剥げたことないのですが、心配な方は軸を無塗装にすると安心!
↑高品質でおしゃれな海外のボディピアス「アナトメタル」の正規輸入のお店。生体適合チタンを使用し、見た目も素材もこだわりの品ばかりです。
ボディピアスは、長さや太さが選べるものがほとんどなので、あとで説明する選びかたに合わせて、耳に合わせたサイズを選んでくださいね(^^♪
16G(約1.2mm)のセカンドピアス
セイフティピアッサー・ピアチェーレ・ぷりぴあと同じ、16Gのセカンドピアスの例です(*^-^*)
↑純チタン製
↑サージカルチタン製
軸太のスタッドピアスはかなり珍しいのですが、こちらのお店では何種類か取り扱いがあります(^^♪
18G (約1.0mm) のセカンドピアス
瞬間ピアッサー・ピアレ・ティピアと同じ18Gのセカンドピアスはボディピアスが多く、まともなスタッドピアスはおそらくコレだけ(‘_’)
↑注*サージカルではありませんが、K22という高品質な金。20Gも選べるんです♪
19G (約0.9mm) のセカンドピアス
ピナックⅡと同じ19G、つまり奇数ゲージはとても珍しく、K18以外ではこちらのお店の商品しか見当たりませんでした(*_*)
↑安心の純チタン製
20G (約0.8mm) のセカンドピアス
ピナックⅠと同じ20Gのセカンドピアスの例です(*^-^*)
↑サージカルステンレス製
↑純チタン製
では、今からこれらのピアスがセカンドピアスにおすすめな理由を解説していきます☆
他のピアスを選ぶときにも参考にしてください(*^-^*)
条件が合っていればファーストピアスのままでもOK
とはいえ、外さないと分からないトラブルもあるので、2~3ヶ月経過したときにそっと外してみるのも一つの手段ですm(__)m
※ただし!
ピアッサーなど先端の尖ったものは、再挿入で傷をつけるリスクが・・・
もちろん、セカンドピアスもしばらく付けっぱなしにして、負担をかけないようにします。
ファッションピアスはいつから?
安定しても油断は禁物!
皮膚はかなり弱い状態なので、様子を見ながらファッションピアスを楽しみます。
- 飾りの小さなものからはじめる
- 金属は安全なものを使用
- 飾りを少しずつ大きいものに挑戦
- ストレート軸で揺れるピアスに挑戦
- フープやフックピアスのシンプルな物に挑戦
という感じで、様子を見ながら、段階を踏んで次の形を試していくようにします。
試す時は、短時間からスタート。
(外出するときは交換のシンプルピアスもお忘れなく)
安定の目安は?
- ピアスの付け替えがスムーズにできる
- 穴の周りが窪んでいる
- 穴の色が周囲の皮膚と同じ
- 当たり前ですが、体液が出ない
ピアスを外して寝てもイイ?
何度もお伝えしているように、まだまだ皮膚は赤ちゃんよりずっと弱い状態と思って。
ピアスをうっかり外していると、塞がってきてしまう時期です。
外すなら、就寝中などは避けて、起きているときに短時間から。
あけてスグの付け替えは大丈夫?
大丈夫!とは言えません。
時期が早ければ早いほど、穴の中は弱いので、すこしの刺激でもトラブルを起こしやすくなっています。
かといって、付け替えが不可能なわけでもありません。
また、例えば、埋まりそうな短いピアスや、長すぎてひっかかるようなら付け替えるほうがベターなことも(>_<)