調子の悪いファーストピアスや、セカンドピアスに変えても治らないピアスホールのトラブル。
案外、アフターケアが原因ということも多いです。
- 触りすぎていないか
- ピアスは適切か
- 洗い方は間違ってないか
- 消毒液を使用していないか
こんな単純な事でトラブルがびっくり良くなることも!
このページでは、きれいなピアスホールを作るために、ピアスを開けた後、トラブルにならないためのアフターケアをお伝えします(^▽^)/
アフターケアの原則
ファーストピアスは消毒しない
ファーストピアスを開けた後の消毒について、ほんと色々な説があって迷いますよね…
現役看護師の身としては
- 開ける前は消毒。
- 開けた後は洗浄。
です。
消毒がもたらす悪い現象については
軟膏に頼らない
軟膏がピアスを早く治すという間違った知識が普及していますが、そのような事実は一切ありません。
かえって恐怖のAMRという現象、薬剤耐性菌が世界的に問題になっています。
ネットの間違った情報に振り回されないように、正しい知識をもってください。
お風呂ついでにケア
積極的に「耳を洗う」必要はなく、お風呂のついでに優しく洗ってあげてください。
傷の学会でも、消毒ではなく、適切な洗浄を行うことが傷に対して最も有効だと言われています。
時期によってオススメの洗い方は変わってくるので、こちらをご参考に(*^-^*)
初日の入浴はしてもしなくてもOK
ピアスを開けた初日は、きちんと患部をきれいにしてからピアッシングができていると思います。
(できていなくても、よほど不潔じゃない限り過度な心配はいりません)
なので、初日はお風呂は怖かったら入らなくてOK、ケアもなにもしなくて大丈夫です(^^)/
ただ、お風呂に入りたい!という人は、初日から入ってもらって全然OK☆
動かさない・回すのもNG
諸説ありますが、少なくとも回す必要は
絶対に
ありません。
癒着しないように回すというのが理由らしいのですが、きちんとケアしていれば癒着なんてしません。
お湯で流したり洗っているうちに勝手に動きますしね。
癒着予防はほんの少し動けばそれでいいんです。
みなさま癒着と思っているのは、大概が浸出液がノリ代わりにくっついてしまっているケースです。
確かに回すと剥がれますが、刺激により更に浸出液が出ますので、トラブルや完成が遅くなる原因になります。
そんな時は、焦らずホットソーク(リンク)でふやかして、徐々に優しく浸出液を除去しましょう(*^-^*)
動かす時期
ピアスを動かして洗えるようになるのはせいぜい1か月前後・・・それでも弱~~~い皮膚なので油断は禁物。
積極的に動かす必要は一切ありません。
様子をみながら、丁寧に丁寧に扱ってくださいね。
触るのは最小限

手って、ものすごいバイキンが住んでるんですよ・・・
ピアスを開けた後、気になって触ってしまう・・
なんだか液体が出てきたら、パリパリ取ったり、綿棒でつついたりしてしまう・・・
とっても気持ちは分かります(;_;)
だけど、絶対にしないでくださいね。
パリパリした体液は、ホットソークでふやかしてシャワーで優しく剥がすだけ。
参考 体液について
ピアスは着けっぱなし
「ピアスホールができるまで」で説明した通り、穴ができる途中の「良い肉芽」はとても刺激に弱いです。
特に開けてから1~3ヶ月経過するまでは、赤ちゃんより弱い皮膚だと思ってくださいね。
付け替えはもってのほか!
ピアスでは着脱を繰り返す度に膿が出ることがあります。これらは肥厚性瘢痕やケロイド発症のリスクになります。
日本創傷外科学会より
ピアス穴あけ後、初期のむやみな着脱は、上記の通り肉芽などの「デキモノ」が出来るリスクにつながります。
丁寧に、丁寧に扱って、刺激をできるだけ避けてください。
どうしても交換したい!
学校や会社で、どうしても交換しないといけないときは、ワセリンなどの軟膏を使って滑らせるのもコツの一つです(>_<)
参考 ファーストピアスの最短交換時期
付け替えの時にはゆっくり時間があるときを選んで、しっかり鏡を見て、手は清潔にしてください。
また、透明ピアスに付け替える方が多いようですが、
- 適切な素材(摩擦が少なく衛生的)
- 無理のないサイズ
- 埋没しにくい構造
を選んであげてください。
透明だと癒着すると勘違いして、学校や会社のたびに付け替えている人もいるようですが、そっちのほうがトラブルの原因になります。
一度透明にしたら、落ち着くまではかならず付けっぱなしにしてください。
※セカンドピアス に交換してからも、一気に無理をするのはNGです※
圧迫しない

これまた「良い肉芽」の話ですが、圧迫が大嫌いです。
キツいピアスや、動かす動作で弱いピアスホールはとても刺激を受けます。
また、血流が悪くなると傷の治りは遅くなります。
(医療現場では減圧療法なんて、圧を低くする治療もあるぐらいです)
ちなみにホットソークはこの逆で、血流を良くして治癒を早めよう!という理由もあるのです。
長すぎるピアスも、揺れや重さが負担になるのでNGです。
適切な形を選ぶ

弱い皮膚では、金属の重みが負担になり、樹脂などに変えると良くなることも。
上記で引用を示した日本創傷外科学会でも、ケロイドや瘢痕などの見た目を悪くする「傷跡」の原因として「引っ張られる力」を紹介しています。

ピアスの形やサイズでの肉芽トラブルはかなり数が多くて典型的です。
参考 肉芽ページ
CBRとか、フープピアス、スタッドピアス(B型キャッチ)など、オシャレなピアスを楽しみたい気持ちは分かりますが、タイミングをしっかり見計らって(‘_’)
適切なピアスを選んでトラブルを予防してくださいね(*´▽`*)
ケアはいつからいつまで?
開けたばかりから
お風呂は入っても入らなくてもOKですし、洗浄はあけてすぐからは開始しなくても大丈夫ですが、
- 触らない
- 刺激しない
という点については開けた瞬間からケアがはじまります。
気を引き締めていきましょう(^▽^)/
完成してからも時々
ピアスホールが放置しても塞がらなくなったぐらい=ピアスが完成してからは、触ったり刺激したりにはかな~~~り強くなります(^▽^)/
ピアスをつけたまま子どもが泥だらけの手でいじくりまわしても大丈夫なぐらいです。
ただ、穴の中は皮膚になり、新陳代謝を起こすので時々ホールを洗ってあげないと、臭くなったり垢が溜まったりする原因に・・・
毎日は普通のお風呂でもいいですが、時々しっかり洗ってください♪
トラブルが起きた時
安定・完成していても、トラブルを起こすことがあります。
そんなときは初心にかえって、ピアスの基本のケアを行ってください。
さいごに
いかがでしたか?
「知ってたよそのくらい”(-“”-)”」という人や、
「目からウロコ!!(*_*;!!」
という人など、色々だと思います(^^;
もちろん、今回お伝えしたのは「基本」のケアなので、洗浄のタイミングやピアスの形の選び方などは、その時の状態や体質によって「オリジナル」のケアを行ってあげてくださいね♪
その他トラブルについては、こちらもご参考にしてくださいm(__)m